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November 27, 2005

タロウのD通信第30号

ーーーーー 琴欧州の大関昇進 -----

本日相撲協会より琴欧州の大関昇進が正式に発表された、ブルガリア出身しかも四股名に欧州を冠す大関が誕生したわけです。これで相撲の西方への影響がより顕著になったものと思います。これから大鵬、北の湖を越える実績をつけるであろう朝昇龍のとのライバル対決が楽しみです。ところで琴欧州の出身地である、ブルガリアについてちょっと調べてみました。同国はルーマニアをドナウ川を境に南にまたトルコ・ギリシャと国境を接する国です。人口は750万人、面積は11万平方キロです。EU加盟は現在準加盟国であり、07年1月1日からの加盟となります。したがいブルガリアが本当の欧州かというとドイツにいる私の感覚では否です。07年には琴欧州も横綱になっているでしょうか、その時に本当に琴欧州と言う四股名がふさわしい力士と言えるでしょう。ところで同国はその地理的な条件により過去に東ローマ帝国やオスマントルコの支配下に入っておりました。またオスマントルコの征服下に入った直接的な原因をモンゴル帝国の進入にあるとする記述もあります。

そう考えると、大相撲という興行の枠組み中で、朝昇龍のモンゴルと琴欧州の欧州の歴史的な関係の再現となると見方もできます。朝昇龍はモンゴルの世界制覇の再現を目指し、琴欧州は過去の黄禍のリベンジを果たす、こうみると相撲には別の面白さが出てきます。また大相撲がいかに国際的ななってきたかということも分かります。ところで相撲の良さは何でしょうか?これはなんといっても見せるスポーツとしてある意味では極めて単純であり、皆に理解しやすいという優れた仕組みを有していると私は思っております。以前桟敷席(といっても後ろの方ですが)で幕下や十両の取り組みを、ワンカップを飲み相撲焼き鳥を食べながら観戦した雰囲気は忘れられません。また中入り後、照明が明るくなり白熱してくると、立会いでの人と人とのぶつかり合いに感動いたしました。昨今日本人関取の弱体化が叫ばれておりますが、これよりもこの相撲の国際化を世界に示すことで、日本の文化を世界に広めること、これが日本の大相撲の求められる貢献と思いました。欧州にいる日本人としては今後も琴欧州を応援していきたいと思います。
これから千秋楽のこれより三役が始まります。それでは。。。。

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