January 23, 2007

シカゴでの休日 vol.82

仕事と休暇を兼ねて、アメリカ合衆国シカゴに滞在した。以前仕事で何度かアメリカは訪れているが、いずれもニューヨークが中心で今回のように大都市とはいえ地方都市にまとまって滞在する機会は無かった。それだけに今回はじっくり街並みや人々の営みを見ることが出来て有意義であった。ちょうど今週の日曜日にはNFLのナショナルカンファレンスの決勝戦があり、降りしきる雪の中でご当地のベアーズが優勝を果たし、来月フロリダで行われるスーパーボールへと駒をすすめることができ、大騒ぎであった。ドイツと比べてまず感じたのは、

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October 29, 2006

タロウのD通信第71号

――――― 懲りない国家 ―――――
最近になって、よく思い起こすことにアポロ11号のアームストロング船長の月面着陸と月への歴史的な第一歩のシーンがある。それはベトナム戦争の最中の1969年7月20日のことであった。当時のアメリカはベトナム戦争に生き詰まりを感じつつある中で、時のニクソン大統領はその戦争そのものをもてあましつつあり、アメリカ及び世界の民衆の目を戦争の現実からそらせるためにアポロの月面着陸を急がせたと今では語られている。

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June 16, 2006

タロウのD通信第55号

――――― 上海協力機構(Shanghai Co-operation Organisation)―――――
昨日同機構発足5年目にあたる総会が終了した。今回は今まで非米国同盟の色合いから一歩進んで反米同盟の立場をより鮮明にした点で、非常に注目している。その加盟国も徐々に増加しとくに今回はインドなどのオブザーバー国に加えて、今核問題でゆれているイランの大統領がオブザーバーとして参加して、反米路線を明確にした点は、歴史上の大いなる転換点の一つであると考えても良いと思う。

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May 06, 2006

タロウのD通信第49号

―――――日米軍事同盟成立の会見―――――
なんとも不愉快なシーンをテレビで見てしまった。それは5月2日(日本時間)に放映されたワシントンでのライス国務長官、ラムズフェルト国防長官、また麻生外務大臣、額賀防衛庁長官の4者の会見である。これは日米の軍事協力が従来からのその精神的な抑制を自ら取り外し、堂々とその実態を諸外国に向けて表明し、これからの姿勢を近隣諸国に示したものである。お隣の韓国や中国の首脳はさぞ不愉快に思ったものと思う。なぜならばこれは、アメリカの従来からの軍事的覇権主義(パックスアメリカーナ)を日本が正式に受け入れ、米国と共同して東アジアの秩序維持に取り組むことを表明したものであるからである。

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April 20, 2006

タロウのD通信第48号

――――― チェルノブイリから20周年 ―――――
ニュースで1986年の4月26日のチェルノブイリの原発爆発事故以来20年の年月が流れた旨の報道がされていた。旧ソ連時代にウクライナで起きたこの悲劇は広島、長崎に続く第三の核による殺戮といっても良いほどの大事件であった。時のソ連政府は当初この事故情報を隠蔽することに努めたが、スウェーデンで放射能が大量に観測されたために公表せざるを得なくなったとのことである。その被害者は数十万人が死傷した上記の広島、長崎に続く規模である5万5千人が死亡したとされている。

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February 16, 2006

タロウのD通信第41号

――――― 拝金主義の落とし穴? ―――――

最近新聞紙上で北朝鮮の米ドル偽造のニュースを数多く目にします。それぞれの書き方は控えめであってもその内容は驚くべきものです。今までの情報を総合すると、北朝鮮が同国の造幣局で偽米ドル札を製造し、それを元手として堂々と商品の決済に使っていたことは間違いないものと思います。そしてその偽札を決済するための銀行をマカオに持っていたということです。ここで問題にしたいのは、個人ではなく、国家の犯罪として、実際に偽造した期間と使用した偽米ドルの総額は果たしてどのくらいなのかということです。先進国は米ドルを基軸通貨として、例年財務大臣会議を開催して各国の通貨供給量を正常運用できる範囲に調整しております。しかしこのように基軸通貨そのものがその調整の枠外で起こった偽札事案は、各国が自己責任で通貨の管理を行うという通貨管理制度の前提を根本から覆すものです。ある記事ではすでにこの偽札が、中朝国境経由で中国国内にも大量に出回っていると指摘しており、これらは、中国とロシア、カザフスタン、ミヤンマー、ラオスなどの周辺諸国との貿易の決済通貨とし長年使われていたことが読み取れます。とすればその総額は先日凍結されたマカオの残高である、数百万ドルなどといった単位ではなくその百倍、千倍の可能性すらあると思います。

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January 26, 2006

タロウのD通信第37号

――――― ステークホルダー ―――――
本日の産経新聞によるとアメリカのゼーリック国務副長官が中国を訪れ、唐突に我国と貴国はステークホルダーの間柄であり利害をともにすると発言した旨の記事があった。これに対して中国側は初めて聞く単語であり、その真意を測りかね種々議論をした結果『利益相関者』という訳語を当てたとの事です。この記事を見て思い出したのは私がいた商社でもバブル崩壊後MBA研修なるものがブームになり、研修上がりの若手社員が盛んにこの単語を多用していたことを思い出しました。

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November 16, 2005

タロウのD通信第29号

‐――――― Empty Show ―――――
テレビで小泉首相とブッシュ大統領の共同記者会見を見ました。最初は両領袖のいたわりあいを心地よくかつ頼もしく思いましたが、その内にだんだんと腹が立ってきました。良く考え直すと、今回の総選挙で自民党が大勝したことは、郵政民営化や行政改革を遂行することの信任であったはずですが、その本質は郵政民営化などではなく、現在の親米路線の信任を得ることであったということが今回の会見ではっきり分かりました。この会見で国民大衆の前で巧妙にそのすり替えがなされ、まるで既定の事実のように示されました。

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