わが国は今後も米国国債を購入し続ける必要はあるのか。Vol.116
先日産経新聞に面白い記事を見つけた、それは中国が膨らむ外貨準備高、即ちおもに米国向け貿易黒字による蓄えられた米ドルの有効利用のために6000億元(約9兆円)相当の特別国債を発行して、それを中央銀行である中国人民銀行に蓄えられている米ドルに両替し、その米ドルで、海外の株式や投資ファンドに出資するというものである。この記事を見て面白いと思ったのは、今の為替管理の仕組みでは各国政府にのみ自国通貨の発行権があることにより、ドルを運用しようとすれば、それに見合った自国通貨の発行が必要なことである。同時に中国政府はこの発行額に相当する経済成長を達成しなくては、経済規模に対して過剰な通貨供給となり、経済はインフレになるということも意味しているのである。
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